さよならしても、まだまだ旅路は続く

風花です。こちらのブログを書くのはご無沙汰となりました。

お元気でお過ごしでしょうか?


今日は、成田山新勝寺へと、久々の

参拝にお伺いして、東京に戻ってきました。

成田山の参道はかなり賑わってましたね、ただ

外国人の方が戻ってきていて、、心境は複雑です。

日本という場所が、また荒れないといいなって思います。


不動明王様には、いつも、人生の節目節目で

守られているなと感じています。

ここのお護摩は迫力満点です。

いつもお坊様が、5、6人で、太鼓と鐘をバシバシ打ちながら

ご真言を唱えたり、お加持されます。


ここを後にする頃には

いつも体がスッキリして、軽くなった感じがします。🔥

お不動様の怒りの表情は、憤怒相と言われ

慈悲のお顔とも言われていますね。

怒りというよりも、愛を持って喝を入れてくれる。


お不動様だって、怒りたくて怒ってるわけでもないと思います。

ビシッと言わなきゃいけない時もある。

そんな時、私たちの心根をシャキッとさせて

前に進ませてくれるんですね


ヘビーなご相談ばかりになってくると、

私も心に迷いが出る瞬間があるので、

こうやって己を見つめ直す場所があるって、

ありがたいです。



昨年の末にヒーラーの先輩が亡くなられ、先日、

お葬式へとお伺いしてきました。

闘病生活で、相当に痩せられていたみたいでしたが

とても安らかな表情で、最期のご挨拶ができて

本当によかったと思っています。


画家さんでもあったその方の、絵も飾られ

個展のような空間でもあり、若かりし頃の

お写真もパネルで飾られていたりと。


葬儀会社の方も

心配りも大変、素晴らしいなと感激していました。

今は、無宗派葬儀というのも選択肢の一つにあるのですね。

お坊様を呼ばないで、故人の大好きだった曲がピアノで

流れたり、親交の深かった方からのメッセージなどが読み上げられ

とても、温かい空間でした。


最期、お棺に眠る故人へ

どんどん、飾られていたお花をみんなで

飾っていき、まるでお花畑の中で眠っているような姿には

涙がとても溢れましたが、美しくもありました。

最期、こんなふうに、たくさんのお花に囲まれて

旅立てるって、妖精の絵を描いていた故人にとって

この上ないことだったようにも思います。


闘病生活中でも、心配りの優しい言葉で

励ましてもらったことを、忘れません。

一つ心残りがあるのは、ご存命のうちに会いにいけばよかったことかな。

でも、お別れの機会を頂けたことが、本当にありがたかったです。


昨年末、思いもよらない形で

先輩の『死』に触れてきましたが

最後は皆、一人で、この旅路を通っていくんだなと思うと、

魂というのは不思議なものですよね。


サヨナラが毎日のようにありますが、

私も、今お会いできている人たちの力になれることを

頑張りつつ、それと同時に


それぞれの魂の旅路が、

そっと、最善に導かれ続けていくことを願ってやみません。

先輩に感謝して、私はまた、日々を淡々と

生き続けようと思います。




『出棺〜!』



葬儀会社の方が、最後、雄叫びのような大声で

立派な掛け声をかけていたのを間近で拝見し


なんだか

すごいお仕事だなって。尊敬でした。



風花

Spiritual Care

スピリチュアルケアを行う 風花のHPへようこそ。 あらゆる『見えないしがらみ』を浄化するお手伝いをしております。